NPO法人プロデュース・テクノロジー開発センター(同志社大学)視察

2014.9.16

9月16日(火)に京都府からNPO法人プロデュース・テクノロジー開発センターの4名が視察にいらっしゃいました。同法人が実施している「木津川市プロデュース・プロジェクト(※)」を実施するにあたり、実際の“まちづくり現場”に赴き、具体的な取組内容や問題点に触れ、活動に活かすために視察にいらっしゃいました。 はじめに小須戸公民館で、小・中学校が連携した景観まちづくり学習の説明や研究会のこれまでの取り組みなどを説明させてもらい、そののち、実際に町並みや町屋を活用した店舗などを案内させてもらいました。今後の取り組みの参考となれば幸いです。

第2回「雁木通りの世界遺産登録に向けたシンポジウム」への参加

2014.2.1

2月1日、日本雪工学会上越支部主催の「第2回 雁木通りの世界遺産登録に向けたシンポジウム」が長岡駅前大手通りのまちなかキャンパス長岡にて開催されました。今回のシンポジウムでは雁木通りの残る地域のまちづくりの事例報告を行うということで依頼を受け、研究会で事例発表を行いました。 シンポジウムでは、「日本における雁木通りの分布と残存」と題した基調講演の後、各地からの事例報告が行われ、小須戸の他に、高田や“コミセ”の残る重伝建の町並みの青森県黒石市からの発表がありました。

小須戸小・中学校の合同まち歩き・ガイド体験への協力

2013.12.12

本年度で4回目となる小・中合同まち歩きでは、5名の中学生からガイド体験を希望してもらい、授業時間外に事前学習とリハーサルを行ってもらいました。 合同まち歩きの当日はあいにく天候に恵まれず、雪の中の町歩きとなりました。例年通り小学校4年生約40名を2班に分けて、改修した薩摩屋の2階座敷などを見学し、約1時間半まち歩きを行いました。

新潟市観光コンベンション協会バスツアーのガイド実施

2013.11.2

11月2日、新潟市観光コンベンション協会の企画したバスツアーが実施されました。新潟駅前発で、午前中に小須戸の町屋・町並みの見学と「町屋カフェわかば」での昼食、午後からは金津の白玉の滝、中野邸の紅葉の見学という行程でした。 当日は13名ほどの参加があり、研究会では小須戸の町屋・町並みの特徴の解説と薩摩屋の見学、周辺の町並みのガイドを行いました。

越後瞽女唄鑑賞会の実施

2013.10.12

10月12日(土)に萱森直子さんをお招きし、町屋ギャラリー薩摩屋にて越後瞽女唄鑑賞会を開催しました。恒例となった催しで、今年で5回目となります。 この日は「巡礼おつる」「二上り甚句」などを唄って頂きした。この日は、他のイベントと重なったせいか、例年比べ参加者がやや少なかったですが、参加者された方からは、「人数も多すぎずちょうどよかった」との声もありました。来年も継続して実施していきたいと思います。

静岡県長泉町役場 視察受け入れ

2013.10.10

10月10日(木)に静岡県長泉町役場の職員5名が視察に訪れました。「景観教育」をテーマに研究している職員のグループの方で、昨年度の都市景観大賞の「景観教育・普及啓発部門の優秀賞」を受賞した取り組みなど、当研究会の取り組についてお話ししました。その後、町並み等を見学してもらいました。

平成25年度新潟市景観講座へ協力

2013.09.28

9月28日(土)に新潟市、新潟市都市景観形成推進協議会が主催する「平成25年度景観講座」が開催され、当会も協力させていただきました。景観講座には、平成23年度にも講師として参加させてもらっています。 この日は天候も良く、協議会の方と一般参加の方と合計25名の方が参加されました。

午前中には小須戸の市(いち)を見学し、その後「町屋ギャラリー薩摩屋」で小須戸の景観まちづくりの取り組みについて説明を行いました。「町屋カフェわかば」で昼食後、ユニバーサルカラープランナー協会の高松智子氏の指導のもと、建物の外壁や看板の色を計測する「カラーウォッチング」体験を実施しました。カラーウォッチング体験の後は、3班に分かれまちあるきを行いました。参加者からは、「また小須戸のまち歩きをしてみたい」「小須戸が好きになった」という感想が聞かれ、とても良い講座になったのではないかと感じました。

喧嘩燈籠観覧会の開催

2013.08.25

8月25日の小須戸祭「喧嘩燈籠」開催に合わせ、まち歩きと、薩摩屋2階からの喧嘩燈籠観覧会を開催しました。まち歩きは10名の参加、喧嘩燈籠観覧は13名の参加でした。ありがとうございました。 まち歩きでは、まず薩摩屋にて町屋の説明を行い、本町通りを歩きました。祭のため、本町通りが歩行者天国となっており、通常時よりも町並みを見やすい状況でした。また、新しく開店した町屋を利用した飲食店「灯屋」さんなど、数軒の町屋の内部見学も行いました。

喧嘩燈籠観覧会では、改修が完了した薩摩屋の2階から、 小須戸祭のクライマックス、燈籠ぶつけ合いを観覧しました。 間近に見る祭の迫力に、参加していただいた皆さんからも大変満足していただきました。 このような小須戸祭と連携した企画については、今後も継続していければと考えています。

小須戸小学校4年生総合学習 町の立体模型作りへの指導協力

2013.7~8月

昨年に引き続き、小須戸小学校4年生の総合学習において、町屋を調査する班の児童5名に、模型製作の指導を行いました。 今回作成した模型は、まち歩きマップ等の地図をもとにした町の立体模型で、町の道の形や、一軒一軒の建物の形、信濃川や河原などの周辺の環境等も含めて学んでもらいました。作成した模型はこれまでの模型と同様、小学校での総合学習の成果発表の後、町屋ギャラリー薩摩屋に展示されており、今後のまち歩きの解説の際にも利用したいと考えています。

飯山市景観形成推進協議会 視察の受け入れ

2013.06.27

長野県飯山市の「飯山市景観形成推進協議会」さまが、小須戸の町並みの取組の視察にいらっしゃいました。飯山市では花を使った修景活動等が盛んとのことですが、今後は町並みの整備等も含めて景観の取組の幅を広げたいとのことで、町並みの取組の先進地として小須戸に注目していただいたようです。

視察はまず薩摩屋で町並み研究会の取組を紹介し、その後周辺の町屋・町並みの見学、最後に街カフェで食事という行程でした。普段は「花」を中心に活動している参加者も多かったようですが、今回の視察を機に、自分たちの地域の歴史的な資源を振り返ったり、そこから新たなまちづくりの取組につなげてもらえるとうれしく思います。

町屋ギャラリー薩摩屋 二階座敷の改修実施

町屋ギャラリー薩摩屋の二階座敷の改修を実施しました。 古い畳の処分と簡単な清掃ののち、中学生が地域活動で町屋の掃除を実施し、薩摩屋の窓や柱、縁側等を磨いてもらいました。

その後、新しい畳、きれいに張り直した襖や障子をはめ込み、和風の照明を取りつけて改修が完了しました。 もともと客間ということで上等な造りの部屋ですが、改修によって、とても趣のある部屋となりました。今後、この座敷の積極的な活用を図る必要があると考えています。

開港5都市景観まちづくり会議新潟大会 分科会のまちあるきに協力

2012.10.27

10月27日、新潟市で開催された「開港5都市景観まちづくり会議新潟大会」の分科会として、約40分間のまち歩きガイドを行いました。開港5都市の各地のまちづくり団体や市内の住民等約30名の参加がありました。 新潟市中央区からのバスツアーであったため、小須戸へ向かう車内で小須戸の景観まちづくりについて解説を行いました。到着後は薩摩屋を中心に、茂林寺から馬頭観音周辺まで散策しました。

水と土の芸術祭2012市民プロジェクト まち歩き 越後瞽女唄観賞会実施

2012.10.13

10月13日(土)、「水と土の芸術祭 2012」の市民プロジェクトの第3弾として、町屋の内部見学を含むまちあるきと、萱森直子さんの瞽女唄鑑賞会を開催しました。 まち歩きは、午前中に行い、11名の方からご参加いただきました。今回も住民の方からご協力いただき、町屋の内部見学も行いました。 町の下手から歩き、2年前の火災現場にも立ち寄りました。火災前の様子を写真で説明すると、参加者からは、「残念でしたね」などの声が聞かれました。その後、町屋ギャラリー薩摩屋で休憩をとって、上手の方まで回り、おおよそ2時間のまち歩きとなりました。当日は、天気にも恵まれ、みなさんとても楽しまれていかれました。

午後からは、毎年恒例となっている、萱森直子さんの瞽女唄鑑賞会を開催しました。鑑賞会には、31名の方からご参加いただきました。この日は、葛の葉、瞽女松阪等を唄っていただきました。 萱森さんからは、また来年も、町屋で唄って頂きたいと考えていますので、多くの方からのご参加をお待ちしております。

新潟市「動く市政教室」に協力してのまちあるき実施

2012.9.20,9.28

9月20日、9月28日の2日、「動く市政教室」に協力してのまち歩きを行いました。20日は23名、28日は13名の方からご参加いただきました。まち歩きでは、薩摩屋で展示中の水と土の芸術祭の作品「信濃川」を鑑賞いただいた後、1時間程小須戸の歴史ある町並みを散策しました。 参加者は新潟市内在住ですが、小須戸を初めて訪れたという方が多くおられました。機会があれば今後もこのような企画等に協力し、町並みのPRを続けていければと思います。

水と土の芸術祭2012市民プロジェクト 小須戸祭まちあるき 喧嘩燈籠観覧の実施

2012.8.25

8月25日(土)、「水と土の芸術祭 2012」の市民プロジェクト第2弾として、小須戸祭と合わせたまちあるき、喧嘩燈籠観覧会を開催いたしました。まち歩きには7名、喧嘩燈籠観覧には、まちあるきから引き続きの6名に加えて5名、計11名の方からご参加いただきました。 今回のまちあるきでは、小須戸祭と合わせて開催することで、祭の装いの町並みを散策することをテーマとしました。また、家主さんの御好意から、数軒の町屋の内部についても見学させていただきました。猛暑の中でしたが、祭と合わせて本町通りが歩行者天国となっており、普段より町並みが歩きやすく、路地にも提燈が飾られる等、普段と違う町の雰囲気を感じていただけたのではないかと思います。

まちあるきに続き、小須戸祭のクライマックスである喧嘩燈籠を薩摩屋2階から観覧していただく「喧嘩燈籠観覧」を開催しました。喧嘩太鼓、喧嘩燈籠を間近に見ることができ、大変迫力がありました。ただし、薩摩屋2階が大変暑かったため、次回開催する場合は改善方法を検討したいと思います。 小須戸祭と合わせた企画を今回初めて行いましたが、来年度以降も開催していければと思います。

水と土の芸術祭2012 市民プロジェクト 津軽三味線演奏会の実施

2012.7.28

7月28日(土)、「水と土の芸術祭2012」の市民プロジェクト第1弾として、町屋ギャラリー薩摩屋にて津軽三味線演奏会を開催いたしました。募集にあたり、旧小須戸町域にチラシを全戸配布しました。そのかいあってか、申し込み開始当日中に定員に達する人気ぶりでした。 演奏はUnit弾のお二人で、午前の部、午後の部、合わせて2回の公演を行っていただきました。暑い中でしたが、小須戸地区を中心に各回約40名、計約80名の方からご参加いただき、三味線の音色と民謡をご堪能いただきました。

また、午後1時より30分ほど、ゲリラライブということで、小須戸本町通り周辺の2箇所で御近所の方々向けに演奏していただきました。小須戸の町屋の町並みに津軽三味線の音色が響き、大変風情がありました。 津軽三味線演奏会は今回が初の試みでしたが、観客の皆様からも大変好評で、Unit弾のお二人からも、今後も小須戸で定期的に公演したいとおっしゃっていただきました。研究会としても、今後も演奏会の企画を考えていきたいと思っております。

都市景観大賞「景観教育・普及啓発部門」優秀賞受賞の市長報告

2012.7.2

7月2日(月)午後4時より、都市景観大賞「景観教育・普及啓発部門」優秀賞の受賞について、新潟市長への報告を実施いたしました。 当日は、研究会会員の他、合わせて受賞した小須戸小学校の代表として、校長先生、昨年度に町屋の模型を作成した児童6名、昨年度4年生担当の先生から同席してもらい、また、小須戸中学校からは、校長先生、昨年度ガイド体験を行った生徒3名、総合学習担当の先生から同席してもらいました。

報告では、研究会会員から活動の経緯や受賞について簡単に報告したのち、小学生から模型作成時の苦労話や学んだことを発表してもらいました。その後、中学生から、町屋外観のガイドの実演があり、ガイド体験を通じて感じたこと、学んだことも発表してもらいました。 新潟市長より、子供たちと地域が一体となった小須戸の取組への期待や、また、開幕が近い「水と土の芸術祭」について、小須戸の町並みを中心とした「水と土」の歴史・文化をPRする機会として欲しい、とのお言葉を頂きました。

最後に、優秀賞受賞盾を囲み、一同で記念撮影を行いました。今回の受賞をきっかけに、地域の取組を一層PRし、町並みの価値の発信と共に、地域の活性化に繋げていければ、と考えております。

平成24年度 都市景観大賞 景観教育・普及啓発部門 優秀賞の受賞

2012.5.28

「都市景観の日」実行委員会主催の、「平成24年度都市景観大賞 景観教育・普及啓発部門」に、小須戸町並み景観まちづくり研究会及び小須戸小学校、小須戸中学校の3団体共同で、これまで進めてきた取り組みを応募いたしました。 審査の結果、これまでの取り組みを評価いただき、優秀賞を受賞することとなりました。優秀賞の表彰盾については、到着次第、町屋ギャラリー薩摩屋に展示させていただきますので、是非ご覧ください。

小須戸小学校・小須戸中学校の合同町歩きの開催

2011.12.13

12月13日(火)、小須戸中学校2年生のまちあるきガイド体験希望者16名が、小須戸小学校4年生の児童約50名を案内するまち歩きを実施しました。昨年同様、ガイド体験希望者と小学生を3班に分けてのまち歩きとなりました。
今回のガイド体験では、昨年の反省から、小学生にわかりやすいガイドをするために、テキストをそのまま読むのではなく、ガイド文を自分で考えてもらいました。昨年に比べ、小学生も理解しやすく、中学生も自分で調べ、考えたことで小須戸の歴史・文化への理解が深まったように思います。

また今回は、中学生が総合学習ではなくボランティアの一環としてガイド体験に取り組みました。そのため、ガイドの勉強も授業時間外に進めることとなり大変だったようですが、「小須戸のことを知れて良かった」、「また町屋についてのボランティアをしたい」という感想が聞かれてうれしく思いました。 小・中学校合同のまち歩きは昨年に引き続きの実施となりました。小・中学校と研究会で協力した地域学習、地域活動に、今後も継続して取り組んでいければと思っております。

新潟市景観講座への参加

2011.11.26

去る11月26日(土)亀田駅前地域交流センターにおいて、平成23年度の新潟市の景観講座が開催され、当会も参加させていただきました。 今年は、「地域で取り組む魅力づくり・まちづくりin亀田~商店街周辺地区の取組みを紹介~」という内容で、小須戸商店街でこれまで活動してきた内容の概要を説明させていただきました。この日は、小須戸の他、亀田と巻での取り組みについて、発表が行われました。 講演の後は、亀田のまち歩きに参加しました。 もっと多くの人に、景観づくりの取り組みに興味をもってもらう事が重要であると感じました。

巻鯛車商店街への現地視察実施

2011.11.19

去る11月19日(土)に新潟市西蒲区の巻へ視察行きました。 巻では、郷土玩具の「鯛車」を核とした地域活性化に取り組んでいます。 視察では、巻文化会館隣の土蔵を改修した建物「鯛の蔵」(写真:上段左)で鯛車の復活に向けての取り組みを土田真清さんから、お話いただきました。

巻では、鯛車を活用したイベントのほか、まち歩きガイド育成、音楽イベント、建物の修景等(写真:中段右)を行っているほか、商店街は「まき鯛車商店街」として1つにまとまり、タイ焼き「鯛車焼き」や「鯛車最中」などの商品開発を行っています。 土田さんからは、「多くの人を巻き込むためにも、チャンネルは多い方がよい」とお話があり、小須戸でも、取り組みの幅を広げて行く必要があるのではないかと感じました。

お話の後は、土田さんの案内のもと、巻のまちを散策しました。 途中、鯛車焼きを販売しているお店に立ち寄り、鯛車焼きを堪能しました。 このお店は、土蔵を活用したお店でした。 (写真:下段左) また、かつて醤油の醸造を行っていた、中吉川(写真:下段右)さんの建物の中を見学させてもらい、中吉川の奥様から建物の説明をしていただきました。 小須戸と巻をはじめ、新潟市内の町で、このような地域の宝に着目した取り組みが 広がってきています。今後はこれらの取り組みの連携を図っていくことが、 成功のポイントとなってくるのではないかと感じました。

萱森直子氏による越後瞽女唄観賞会の開催

2011.10.8

10月8日(土)に町屋ギャラリー薩摩屋において、萱森直子さんの越後瞽女唄の鑑賞会を開催しました。市報に案内を掲載したところ市内各地にお住まいの方から申し込みをいただき、満席となる40名の方々からご参加いただきました。ありがとうございました。

今回の観賞会では、江戸天和の大火を題材とした「八百屋お七」と、とっくりが身の上を語るという内容の「とっくり口説き」、そして小林ハルさんのお気に入りだった門付唄を唄っていただきました。萱森さんの瞽女唄は小須戸の町屋の雰囲気と良く合うようで、参加者からは「以前も別の会場で萱森さんの唄を聞いたことがあるが、今回の方が良かった。」という声が聞かれました。 今年で3回目となった瞽女唄観賞会ですが、萱森さんは「こういう風に定期的に呼んでもらえると、唄も毎回違うものにできるし、やりがいがある。」と仰ってくださいました。今後もぜひ継続して開催していきたいと考えています。萱森さん、お忙しいところありがとうございました。

まち歩きの開催(水と土の芸術祭プレイベントとして)

2011.9.17,9.18

去る9月17日(土)、18日(日)の両日、水と土の芸術祭の企画である、新潟市内日帰りバス"みずつち号2011"秋の旅でのまち歩きを実施いたしました。ツアーは、午前中に松浜を訪れ、午後から小須戸のまち歩きを行う日程でした。17日は12名、18日は11名の皆さまよりご参加いただき、小須戸の風情ある町屋や小路、名物の商店等を巡りました。

今回のまち歩きでは、小学校4年生が総合学習で製作した町屋の模型(写真:右)をお借りし、模型で町屋の特徴を簡単に説明したあとに、実際の町屋で説明し ました。鼻隠しなど、建物を指し示すだけではわかりにくい部分についても、模型を用いることでわかりやすく説明できたと思います。

また、今回のまち歩きでは、小須戸の町屋や小路だけでなく、商店街のPRへとつなげる試みとして、事前に商店街全体にイベントを周知し、PRしたい商店を 募りました。まち歩き1週間前にチラシを配布するという急なお願いではありましたが、2店舗よりご協力いただくことができ、まち歩きの際に訪問させていただきました。

まち歩きへご協力いただいた2つの菓子店からは、それぞれ小須戸名物おかめ菓子を試食させていただきました。おかめ菓子の製法などを説明していただいたほ か、食べ比べができたことも大変好評でした。また、まち歩きではご案内しませんでしたが、自由散策の時間に小須戸の地酒・小須戸縞製品などのお土産を購入 された方もいらっしゃいました。小須戸にはまだまだ魅力ある商店や商品がたくさんあることを再認識いたしました。

今後商店街といっそうの連携をとり、町屋・町並みと同時に商店街としての魅力発信を進めていけるよう、工夫していきたいと考えています。また、最後になりますが、お忙しい中まち歩きにご協力いただいた商店の皆さま、町屋ギャラリー薩摩屋でのボランティアにご協力いただいた住民の皆さまに感謝申し上げます

町並みの防災に関する発表会の開催

2011.7.23

去る7月23日(土)午後1時より、「災害に強い地域にするために」と題し、今後の小須戸の防災まちづくりを考える発表会を開催いたしました。昨年の大火災からちょうど1年という節目の日であり、午前中にはコミ協の防災部会主催の図上訓練が開催され、続いて午後より研究会の発表を開催する形となり、地域の防災を見直す一日となりました。 発表では、小須戸商店街周辺の特徴でもある町屋や小路といった歴史的景観の防災面での課題について説明し、実際の防災対策を進める地区の事例について紹介しました。

また、町並みにおける火災と跡地の復興の事例として鳥取県倉吉市の事例を紹介し、地域の防災面の課題解決と火災跡地の復興とを合わせて考えていくことや、町並み・福祉・商店街といった分野と連携して防災に取り組んでいくことを提案しました。  小須戸商店街周辺では昔から火災被害が頻発しており、今後も昨年のような火災が発生する可能性が考えられます。今後、同じような被害を繰り返さないために、研究会としても他分野の組織や行政と連携して活動していきたいと考えています。

新潟市内まち歩きガイド全体研修会への参加

2011.7.2

7月2日(土)に、水と土の芸術祭実行委員会主催の標記研修会がありました。午前中は亀田本町のまち歩きを体験し、午後からは亀田駅前地域交流センターにて、前半は新潟シティガイド代表の八木洋さんの講演を聞き、後半は北区、江南区、秋葉区、西蒲区でまち歩きガイドを行っている方々からの各地の報告があり、秋葉区の代表として当研究会が事例発表を行いました。

2011 春のまち歩き

2011.5.8

去る5月8日(日)に、春のまち歩きを開催しました。まち歩き当日は、市報にいがたの案内や新潟日報の記事をご覧になった方々、18名の皆さまよりご参加いただきました。ありがとうございました。 当日は天候にも恵まれ、絶好のまち歩き日和となりました。まち歩きでは、まず小須戸の町屋の外観についての解説をした後、2班に分かれて町屋内部の見学や、小路・路地の散策、小須戸名物おかめ菓子のお店などを巡りつつ、小須戸の町を紹介しました。

また、昨年7月に発生した火災により、まち歩きの見所の一角が失われました。そのため今回のまち歩きでは、火災以前の写真(写真:左)と現地の様子(写真:右)とを見比べてもらい、失われた町並みの様子や火災の被害について紹介することとしました。参加者からは「火災で失われた町屋・家並みは残念。」といった感想も聞かれました。

昨年7月の火災の影響により、昨年秋のまち歩きを中止としたため、一般の方々をご案内するまち歩きはほぼ1年ぶりの開催となりましたが、今回のまち歩きでも、多くの皆さまから小須戸に興味を持っていただくことができたと感じています。 また、本年度の春のまち歩きも、昨年と同様に茂林寺の重要文化財「子育て延命地蔵尊」の御開帳の日程と合わせて実施いたしました。今後のまち歩きも単発での実施でなく、地域のイベントと連携して実施し、小須戸の魅力を多くの方々より知っていただけるようにしていきたいと思っております。 最後になりますが、お忙しい中町屋の公開、町屋ギャラリー薩摩屋でのボランティアにご協力いただいた住民の皆さまに感謝申し上げます。

「夢ある小須戸のまちづくり」プラン発表会の開催

2011.3.5

3月5日(土)午前10時より、小須戸地区公民館3階大ホールにて、「夢ある小須戸のまちづくり」プラン発表会を開催いたしました。当日は一般市民や行政、マスコミ関係者など小須戸地区内外から、50名近くの方々にご参加いただきました。ありがとうございました。 昨年7月末の小須戸商店街での火災を受け、当研究会では11月から地域を見直すまちあるきやワークショップを開催してきました。今回の発表会はこれまでの活動の成果を発表し、コミ協や行政、自治会などが連携・協力し、火災跡地の復興を含めた今後の地域の在り方について考えるきっかけを提供することを目的に開催いたしました。

発表では、火災跡地の復興を考える際に、商店街の衰退や少子高齢化といった地域の課題の解決につなげる必要があるのではないか、そしてそのためには住民・行政・関係団体による議論の場、参画の場が必要ではないか、といった提案をしていただきました。 また、プラン発表の後には、ゲストとしてお招きした霜鳥彩氏(月刊にいがたタウン情報編集部、雑誌『新潟町歩き』編集長)、土田真清氏(「巻鯛車復活プロジェクト」仕掛け人)のお二人から、今後の地域の在り方を考える参考となるお話を伺いました。 霜鳥氏からは、雑誌『新潟町歩き』の取材で小須戸を訪れた際の裏話や、小須戸の魅力をさらに売り出す情報発信の方法、まちあるきで地域をより楽しむために必要と感じた施設や工夫等について、ご意見をいただきました。

土田氏からは、ご自身が旧巻町で進めていらっしゃる鯛車による地域活性化の取り組みや、醤油蔵の外観再生、住民ガイドの養成の取り組みなど、参考となる事例をご紹介いただいたほか、小須戸のまちづくりへの熱い応援をいただきました。 最後に、小須戸小学校区コミュニティ協議会会長の中野氏よりごあいさついただきました。中野氏より、今回のプランの提案を受け、コミ協側で「検討委員会」の設置などの対応をしていきたい、とのお言葉をいただくことができました。地域が一体となり、火災跡地やまちの課題について取り組む第一歩を踏み出せたのではないかと感じています。 今回のプラン発表会は、昨年から続けてきた一連のワークショップ等の活動の節目となる企画となりました。今後もコミ協等と連携しつつ「夢ある小須戸」の実現に向けて活動を進めていきたいと考えております。

「探そう!目指そう!夢ある小須戸」 ~第2回ワークショップの開催~

2010.12.12

12月12日(日)午前10時より、第2回目のワークショップを実施しました。 今回のワークショップでは、前回のまちあるきとワークショップで挙がった小須戸の魅力を一言で表現した、小須戸の“キャッチフレーズ”を作る作業を行いました。小須戸内外の約20名の皆さまからご参加いただきました。前回よりも多くの方々からご参加いただくことができました。ありがとうございました。 ワークショップでは3班に分かれて、前回のワークショップ結果をもとに、小須戸にとって大事と思う“キーワード”を考えました。参加者からは、小路や蔵、町屋などの他、信濃川や山の眺め、舟運で栄えた歴史などのキーワードが挙がりました。

その後、キーワードをわかりやすく伝える小須戸の“キャッチコピー”を考え、グループ毎に成果を発表しました。 発表では、例えば、町の懐かしい雰囲気を表現した「時間が停まるまち・小須戸」、蔵や小路など、町の裏側をアピールした「蔵にクラクラ・小路にクネクネ・小須戸の裏側」、小須戸縞のように町も歴史も織られ続けていくという意味を込めた「まち織り・小須戸」、立派な蔵と町屋がありますよ、ちょっと待って歩いてみて、というメッセージを込めた「蔵シックなまちーや・小須戸」などの提案がなされました。 今回のワークショップでは、いろいろな立場の参加者の方々が議論をすることで、ユニークな提案がたくさん生まれてきたように思います。 今後は、ご提案いただいた“キャッチコピー”を実現していく方法について、皆さまと一緒に考えていきたいと考えています。

小須戸小学校・小須戸中学校の合同まち歩きの開催

2010.12.1

平成22年12月1日(水)、総合学習の一環で、小須戸中学校2年生のまちあるきガイド体験希望者16名が、小須戸小学校4年生の児童約50名を連れて、小須戸のまちあるきガイドを実施しました。 この日は、ガイド体験希望者と小学生を3班に分け、それぞれ小須戸小学校から小須戸の町中へと歩きました。時間の都合もあり、各班とも町の歴史・町屋の外観・町屋の内部の説明は共通で行い、ガイドのルートはそれぞれ別という形となりました。

中学生のガイド体験希望者は、11月24日(水)に、一度リハーサルを行っており、当日のガイド本番では、リハーサルでうまくいかなかった点を修正し、スケッチブックに説明を書いたり、案内用のプラカードを準備したりするなど、小学生にわかりやすく説明するための工夫が、随所になされていました。 小学生は、日ごろ通っている小路の説明など、中学生ガイドの説明を熱心に聞いている様子でした。また、小学生の反応として、町屋外観の説明の際に、以前「鼻隠し」を学んだことを覚えている児童が多くおり、うれしく思いました。

ガイド実施後、生徒たちからは「体験を後輩にも伝えていきたい」「町の歴史を知ることができて良かった」といった意見が聞かれました。中には、「また来年もガイド体験をやってみたい」という中学生もいて、うれしく思いました。町を歩くきっかけとしても、町を知るきっかけとしても、とても良い機会だったのではないかと思います。 ガイドの準備期間が約1ヶ月と短い期間でしたが、大変良い内容だったと思います。 総合学習としての取り組みは、今年度はこれが最後となるようですが、また来年以降も協力させていただければと思います。

「探そう!目指そう!夢ある小須戸」 ~第1回ワークショップの開催~

2010.11.21

11月21日(日)午後1時より、まちあるきを実施しました。今回のまちあるきは、これまで行ってきた町屋の魅力を発信するものでなく、小須戸の町をもう一度見直し、今後の小須戸を考える材料を見つける目的で実施しました。小須戸内外の約20名の皆さまからご参加いただきました。ありがとうございました。 また、まちあるき実施後は、町屋ギャラリー薩摩屋にて、まちあるきで気付いた小須戸の魅力について話し合うワークショップを開催し、参加者で小須戸の良さを共有しました。

当日は晴天にも恵まれ、絶好のまちあるき日和となりました。まちあるきは2グループに分かれて実施し、本町通り沿いを中心に、小路や信濃川、寺社など、あちこちを歩きながら小須戸の良いところを探しました。 まちあるき実施後は、まちあるきで気付いた小須戸の魅力や可能性について、グループ毎に話し合いました。これまで中心的に活動してきた「町屋」だけでなく、小路や蔵に関する意見が相次いだほか、本町4丁目の火災跡地についても活発な議論がなされました。

話し合いの後には、グループ毎に意見をまとめて発表しました。参加者が気付いた小須戸の魅力や可能性を、全員で共有することができました。 小須戸在住の参加者からも、あらためて町を歩いたことで、小須戸の魅力を再発見できたという意見がありました。「裏の路地が迷路の様でおもしろい」など、裏の路地や小路を評価する声が予想以上に多くありました。また、初めて小須戸を歩いた参加者からも、新鮮な目で小須戸の良さを見つけていただきました。非常に充実した企画となったと感じております。 当研究会では、今後も皆さまと小須戸の町の未来について考えていく機会を設けたいと考えています。2月12日(日)10時より、まちあるきの気付きをさらに内容を深めるワークショップを開催する予定です

南魚沼市塩沢 牧之通りの現地視察の実施

2010.11.6

去る11月6日(土)ボランティアガイド育成の一環で、旧塩沢町の牧之(ぼくし)通りへ視察に行きました。20人の方から参加いただきました。 出発時こそ雨が降っていましたが、塩沢に到着するころには快晴になっていました。

塩沢に到着し、まず塩沢商工会館で塩沢商工会の貝瀬さんから、県道拡幅事業とこれに伴う街並み整備についてお話を伺いました。きれいに整備された街並みが、行政と商工会と地元が協力してできたものなのだと感じました。あれだけの棟数の建築の調整に関わるには大変な苦労があったのではないかと思います。 続いて、牧之通り組合長の中島成夫さんから、「街づくりの本質」についてお話をいただきました。「住んでいる方が、本気になってまちづくりに取り組まなければならない」という熱意が伝わってきました。もっと頑張っていかなければならないと感じました。

1時間ほどお話を伺ってから、中島さんのお店に移り、中島さんの奥様から、「射干(しゃが)の会」の取り組みについてお話を伺いました。 昼食は、5月にオープンしたばかりの「雁木屋」さんでいただきました。 このお店は、商店街の若手の方がお店をやっているそうです。

昼食後は、貝瀬さんと一緒に町を散策しました。屋号の電灯やお店の看板などがすべて統一されたデザインでとても綺麗な街並みでした。細やかなところでのデザインルールも大切なのだと改めて感じました。貝瀬さんがお話のなかで「建物の外観は公共性がある」という事をおっしゃっていました。この辺りが住民の方にご理解いただけるか、難しいところなのだと思います。実際、塩沢でもこの発言は、物議を呼んだそうです。

散策の途中、雁木屋とおなじく、商店街の若手の方が経営しているお店で小休憩をとりました。土蔵を模したデザインのカフェでした。まち歩きの休憩スペースとしてもってこいの空間でした。ぜひ小須戸にもこういったカフェが欲しいものです。 3回目の視察でしたが、今までの保存・保全の町並みとは、少し趣向の違う街並みであったと思います。さまざまな事例を通して、小須戸にふさわしい町並みを形成していくことができればよいのではないかと思います。

萱森直子氏による越後瞽女唄観賞会の開催(火災からの復興支援イベントとして)

2010.10.2

町屋ギャラリー薩摩屋において、小須戸と縁のある萱森直子さんの越後瞽女唄の鑑賞会を開催しました。定員の40名の方から参加頂き、会場は満員となりました。ありがとうございました。 当日は、ボランティアの方からも参加してもらい、会場設営をしていただきました。花を飾ると飾らないのでは、会場の雰囲気がずいぶん違います。

今回は、萱森さんの愛弟子の遠藤さんもいらっしゃり、2人いないとできない唄など唄って頂き、皆さん大変満足されていました。参加者からは「萱森さんの師匠の小林ハルさんの唄をCDで聴いたことがあるが、今日の萱森さんの声は、前に聴いたときよりもハルさんの声にそっくりだった。」という感想がありました。 萱森さんは「少し気合いが入りすぎたかもしれないね」とおっしゃっていました。また、来年も開催したいと思います。萱森さん、お忙しいところありがとうございました。

薩摩屋さん裏庭草刈

2010.6.20

去る6月20日に薩摩屋さんの裏庭の草刈りを行いました。この日は研究会メンバー4人と、お隣の鎌倉屋さんからお手伝いいただきました。途中からは、薩摩屋さんのご主人からもお手伝いただきました。 薩摩屋さんのご主人、鎌倉屋さんありがとうございました。 約2時間の作業で、裏庭がきれいになりました。7月10日には、ボランティアスタッフの皆さんと大掃除をする予定です。

小須戸中学校総合学習

2010.5.11

去る5月11日(火)に小須戸中学校において、「小須戸本町の町屋が有名って知ってましたか?」と題し、1、2年生約200名を対象に講演を行いました。これは、小須戸中学校で実施している「総合的な学習の時間」の一環で、同校では小須戸地区の地域おこしをテーマとして学習を進めています。 この日は、小須戸本町の歴史、小須戸の町屋の特徴と素晴らしいところなどについてスライドで説明しました。最後には昨年作成した、まちあるきマップを全員に配付しました。生徒たちがマップを開いてしばらく見入っている姿を見て、改めてマップを作成して良かったと感じました。 なお、2日後の5月13日(木)には、1、2年生で小須戸本町の雁木清掃をしたそうです。秋には、3年生も小須戸の町屋について学習する計画があるそうです。 今後も中学校や小学校などとも連携して活動を行っていこうと思います。

2010春のまち歩き

2010.5.8

去る5月8日(土)に春のまち歩きを開催しました。この日は天候にも恵まれ、絶好のまち歩き日和となりました。今回は「市報にいがた」の案内から応募していただいた19名の方と、新潟のシティガイドの方25名の方からご参加いただきました。本当にありがとうございました。 シティガイドの方は、昨年末に新潟の下町(まち)を案内して頂いたご縁から、今回は 小須戸へおいでいただきました。シティガイドの方は観光バスで午前中に小須戸においでいただき、「うららこすど」や重要文化財「子育延命地蔵尊」の御開帳 をご覧いただきました。途中、加藤製パン店さんに寄り、パンを購入されたりしていました。

まち歩きは、午後から一般応募の方とシティガイドの方それぞれ2班ずつ、合計4班に分かれてまちを歩きました。このまち歩きからは、地元住民の長井さんからガイドとして参加していただきまし た。昨年から勉強会を実施した一つの成果であると思います。町屋内部を見学させていただいたご主人の方からは、町屋の説明などをしていただきました。

またこの日は、新潟ブロードバントテレビさんも取材に訪れました。映像は新潟ブロードバンドのHPで見ることができます。 小須戸コミ協が昨年から借りている「町屋ギャラリー薩摩屋」では、ボランティアの方から町屋の飾り付けや、参加者へのおもてなしをしていただきました。ありがとうございました。また、トイレを貸していただいた小須戸商工会さま、ありがとうございました。 最後に、お忙しい中、町屋内部の見学にご協力いただいた住民の方々に感謝申し上げます。

富山市八尾地区の現地視察の実施

2010.3.14

2月20日の勉強会の第2部として、3月14日(日)に富山市八尾町に町並みまちづくりの現地視察に行ってきました。視察には、町屋のボランティアスタッフの方や小須戸の地元の方など20名の方が参加しました。当日は天候も良く、絶好のまちあるき日和となりました。

第四銀行小須戸支店を朝の8時に出発し、八尾町に11時30分に到着しました。到着後、近くのお寿司屋さんで昼食を取った後、八匠の事務所で八匠理事長の石原博さんよりこれまでの町並みまちづくりのお話を伺いました。
石原さんからは、これまでの取り組みやまちづくりに携わってきた想いなどについて40分ほどお話を伺いました。八匠の方のまちづくりに対する熱意が伝わってきました。お話の後は、八匠の方から町並みを案内していただきました。まち歩きでは、ご好意で町屋の内部も見学させていただきました。

途中、町屋で休憩をとりながら、2時間のまち歩きとなりました。 小須戸の取り組みでは、村上の視察に続き、第2回目の視察でしたが、今回は前回より町並みまちづくりを意識した内容であったと思います。 今後もこのような機会を設けて、小須戸の皆さんの理解を深めていってもらえたら、と思います。

「小須戸本町通りの町並みを考える会」第3回住民勉強会の開催協力

2010.2.20

2月20日(土)、町屋ギャラリー薩摩屋において富山市八尾町のまちづくりについて勉強会を開催しました。
この勉強会は、3月14日(日)に町並みを活かしたまちづくりとまち歩きガイドの視察のために八尾町を訪れる、事前勉強会として実施しました。 当日は寒い中、小須戸本町通り町並みを考える会の方々と水と土の芸術祭でご協力いただいたボランティアスタッフの方々からご参加頂きました。
また、冬の寒い町屋の利用方法について、考えさせられました。

ボランティア研修会の開催(新潟シティガイドによるガイド付きまちあるき体験)

2009.12.12

去る12月12日に、水と土の芸術祭でボランティアとして協力していただいた方を中心に、新潟のシティガイドの方に下町を案内して頂き、ガイド付きのまち歩きを体験してもらいました。 これは、将来的に小須戸でも地元の方が、来訪者を案内できるようにするための研修の一環で実施しました。

当日は天気の悪い中、12名の方が参加し、 6人ずつに分かれてシティガイド2名の方から案内して頂きました。 2時間のガイド付きのまち歩きで、案内のポイント等を学ぶことができました。

萱森直子氏による越後瞽女唄観賞会の開催

2009.10.3

水と土の芸術祭協賛事業として、10月3日(土)に町屋ギャラリー薩摩屋にて、萱森直子さんの瞽女唄の鑑賞会を行いました。当日は、午前10時から町屋ギャラリー薩摩屋でチケットを販売しました。

販売開始時間前から待っていた方もいるほど好評で、44名の方からご参加頂きました。1時間半ほどの鑑賞会でしたが、大変好評でした。 萱森さんの瞽女唄鑑賞会は、来年度以降も継続して開催していきたいと思います。

「舟運で栄えた在郷町 小須戸まち歩きマップ」の作成、配布

2009.9.14

大昨年から取りかかっていた、町屋マップが完成しました。すでに、多くの方から好評を頂いています。 マップは薩摩屋さんをはじめ、小須戸の本町商店街店頭、公共施設、文化施設などで無料で配布しています。 部数には限りがあるので、お早めに。

小須戸まち歩きマップ

水と土の芸術祭協賛事業 まち歩きの開催

2009.9.13~10.12

9月13日より、水と土の芸術祭協賛事業のまち歩きが始まりました。初日である9月13日は、強風の中、 34名の方から参加頂きました。ありがとうございました。 この日は、初日ということで、小須戸コミ協の中野会長さんよりごあいさつ頂きました。

まち歩きの方は、住民の方のご厚意で4件の町屋の内部を見学させて頂きました。家主さんからは、町屋の説明を丁寧にして頂き、みなさん大変満足されていました。家主さんの表情も大変生き生きとしていました。 最後は、「うららこすど」さんのお弁当を頂きました。 おみそ汁のサービスもあり、大変好評でした。今後のまち歩きの際も、お弁当を出していく方向で考えていこうと思います。

8月23日より水と土の芸術祭協賛事業としてスタートした、取り組みが10月12日をもって終了しました。 正味14日間の間に約300名の方が、「町屋ギャラリー薩摩屋」を訪れました。ありがとうございます。中には京都からお越しの方もいました。 また、期間中は、ボランティアの方からお店番をして頂きました。ボランティアの方から、掛け軸やお花などで町屋の飾り付けをして頂き、いつもとは違う空間となりました。お花の重要性を実感しました。 ひとまず、水と土の芸術祭の協賛事業としての取り組みは終了しますが、薩摩屋さんは、今後も活用していく方針です。どういう風に活用していくか、地元の住民の皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

薩摩屋プレオープン

2009.8.23

さる8月23日(日)12:00より、小須戸の商工祭に合わせて薩摩屋さんをプレオープンしました。 天気も良く、4時間で約70名の方が訪れました。ありがとうございました。 この日は、ボランティアの方にも協力いただき、 来訪者へ麦茶の「おもてなし」をしました。また、試作品の「小須戸縞小座布団」も登場しました!! 9月13日からの本番もこの調子で頑張っていきます。

薩摩屋さん改修完了

2009.7.12

大掃除など、9月のオープンに向けて改修が進められていた町屋・薩摩屋さんの改修が一通り終わりました。 損傷のあった床や建具、畳が新しくなり、改修前とは見違えるものとなりました。今後は内部の家具のレイアウトや情報発信拠点としての展示内容などを決めていく予定です。 来年度以降も、助成金などを利用して、少しずつ昔の姿に戻していければと思います。

薩摩屋の居間

第2回地域スタッフ勉強会と薩摩屋の公開

2009.7.11

7月11日に第2回目の「水と土の芸術祭」地域スタッフ勉強会を開催しました。前回同様、薩摩屋さんを会場に小須戸の歴史と文化について勉強しました。お忙しい中、前回よりも多くの方に参加していただきました。

勉強会の様子

またこの日は、午後1時から3時まで、改修の終わった薩摩屋さんを地元の方々に見ていただきました。 3時間の間に約40人の方が訪れました。ありがとうございました。 芸術祭の本番も多くの方に訪れて頂ければと思います。

勉強会の様子

第1回地域スタッフ勉強会

2009.6.20

去る6月20日、改修が終了した薩摩屋さんを会場に、「水と土の芸術祭」で薩摩屋さんの留守番などのお手伝いをして頂く、地域スタッフ(お手伝いをしていただく地元の方)向けの町並みの勉強会を開催しました。 地元の婦人会の方や、商店街の方など、約20名の方から参加頂きました。

勉強会の様子

また、この日は新潟総合テレビの取材もあり、6月23日の夕方のニュースの中で薩摩屋さんの活用の取り組みが紹介されました。まだまだ、お手伝いをしてくださる方を募集していますので、参加してみたいという方は、kosudomachinami@live.jpまで、ご連絡ください。

勉強会の様子

町屋の大掃除

2009.5.30

5月30日に小須戸の本町2番町地内の町屋・薩摩屋さんの大掃除を行いました。 今年、小須戸では、「水と土の芸術祭」の地域の魅力発信コースとして、薩摩屋さんを小須戸の魅力の情報発信拠点として活用し、9月13日から10月12日までの土、日、祝日に、まち歩きなどを実施する予定です。 この日は薩摩屋さんの活用に先立ち、大掃除を行いました。

掃除の様子

当日は、当会の会員や2番町商店街の方、第四銀行小須戸支店の方などからお手伝いいただき、約1時間半の作業となりました。初めて、薩摩屋さんにお邪魔した時と比べて、たいぶ雰囲気も変わってきました。大掃除後の町屋の様子はまた後日アップします。 お手伝いいただいた皆様、お疲れさまでした。

掃除の様子

第2回座談会の開催

2009.2.21

去る2月21日(土)小須戸地区公民館において、小須戸の歴史についての座談会を開催しました。(小須戸小学校区コミニュティ協議会主催・当会共催)住民の方など、39名の方からご参加いただきました。

座談会は、本井晴信氏(現 県立文書館副館長)と斎藤寿一朗氏(現 新潟市歴史文化課嘱託員)をお招きし、明治初期の地域の実情を知る上で貴重な川村家(昭和の中頃まで小須戸に居住)古文書について解説していただきました。

また後半では、参加者からお持ちいただいた、昔の小須戸の地図や写真などを、両氏から解説していただき大いに盛り上がりました。

座談会の様子

まち歩きの開催

2008.5.11

去る、5月11日(日)、「在郷町小須戸 ~町屋と小路巡り~」と題し、まち歩きを実施いたしました。小雨交じりの中、小須戸地区にお住まいの方を中心に37名の方からご参加いただきました。

今回は、昨年実施したまち歩きのコースに、小路の散策ルートを加えたものとしました。さらに、住民の皆様のご協力の下、5件の町屋も見学させていただきました。

今後も適宜、まち歩きを開催していきたいと思います。みなさん是非ご参加ください。

まち歩きの様子